ただいま!ニラックス 三浦信一郎

むさしの森珈琲 岐阜柳津店 マネジャー(取材当時)
三浦信一郎

2010年、クルーとして入社。卒業まで4年間、『フェスタガーデン 横浜ワールドポーターズ店』に勤務。
2014年、大学卒業、就職を機に退社。
同年、ニラックスにカムバック。
『BUFFET THE VILLA』を経て『むさしの森珈琲』に配属。

大学4年間、ずっとニラックスでアルバイトをしていました。

僕とニラックスの出会いは高校3年生の終わり。大学進学が決まって、新しいアルバイトを先を探していたときに見つけたのが、ニラックスの運営する『フェスタガーデン 横浜ワールドポーターズ店』だったんです。そこで大学を卒業するまでの4年間、ずっとお世話になっていました。

いろんなバイトの選択肢がある中で、どうして僕が4年間、辞めずにずっとひとつのお店で続けられたのか。その理由は、人です。最初に僕を採用してくれた当時のマネジャーだったり、その人に代わって新しく就いた次のマネジャーの方だったり。関わる社員さんがみんないい人で、しかも仕事は優秀。ひとりの人間として、尊敬できる方たちばかりでした。

僕自身、当時はまだ学生だったんですけど、そんな垣根なんて一切関係なく仲良くさせていただいて。よく一緒にゴハンを食べに行ったりもしました。そこで仕事の話をするのも刺激になったし、ただ単純に話をしているだけでも楽しかった。こんな大人になりたいと目標にできる人たちとたくさん出会えたのが、ニラックスだったんです。

お店でもクルーをまとめるリーダーとしての役割を与えてもらって。そこで常に状況を把握した上で周りに指示を出しながら営業を行う難しさを学べたし、何より自分を評価してもらえる嬉しさを知った。僕にとってのニラックスは、大学生活4年間そのものであり、初めて働く楽しさを感じられた場所でもありました。

大学卒業。もっと人間として成長するために他業界へ。

就職を考えたとき、このままニラックスの正社員となって働き続けるという選択肢ももちろん考えました。ただ、仮にその道を選んだとき、じゃあ僕が尊敬する先輩たちのようなマネジャーになれるかと言ったら、そうは思えなかった。

僕はニラックスという世界しか知らない。チャンスがあるなら、もっといろんな世界を知って、人間としての幅を広げてみたかった。それで、敢えてニラックスに残るという道は選ばず、大手建設会社の営業という新しいキャリアに挑戦したのです。

退職のときのことは今でも覚えています。同じタイミングで退職するクルーの仲間たちと一緒に盛大に送別会を開いてもらって。そこには、普段はお昼のシフトで働いている主婦のクルーの方たちも参加してくれて。今までお世話になった社員の方々も大勢来てくれました。結局、その日は明け方まで大盛り上がり(笑)。たくさんの方から激励の言葉をいただいて、すごく嬉しかったです。

やっぱりニラックスで働きたい。新卒1年目で決意のカムバック。

が、その半年後に、僕はニラックスにカムバックすることになりました。理由はシンプル。やっぱりニラックスで働きたいと思ったから。自分がどれだけニラックスという会社が好きだったのか、離れてみてよく気づいたんです。自分の人生は一度きり。だったら、自分が好きな会社で、好きな人たちと、好きな仕事がしたい。そう思って、もう一度入社面接を受けさせてもらいました。

クルーとして働いた学生時代と、社員として働く今。同じ会社と言えど、見えるものもやるべきことも違って、毎日いろんな発見や成長があります。特に大きかったのが、社員として入社してすぐに配属された、東京・二子玉川にある『BUFFET THE VILLA』でのこと。

これからは自分も社員だ。責任を持って仕事をして、お店に貢献しなければ。そう意気込んで勤務に入ったものの、クルーの人たちと上手く意思疎通がとれない。僕が「もっとこうした方がいい」と言っても全然響かず、むしろ反発が広がるばかりでした。

一体どうしてなんだろうと悩みましたが、答えは簡単。僕自身のコミュニケーションに、問題があったんです。当時の僕は何を言うにも上から目線。「クルーとして働いてきたとき、僕は最低限これくらいのことはやっていた。だからあなたたちもこれくらいのことは当然やってくれるよね」という押しつけが、はっきり言葉にしなくても、言葉の端々からにじみ出ていました。いきなりやってきた新入りに、そんな態度をとられたら気持ち良くないのは当たり前。あのときの僕は、そんな単純なことも気づけないくらい、周りをちゃんと見られていなかったんです。

クルーからもらった激励のシャツ。それは、10ヶ月間の試行錯誤の「答え」だった。

そこでまず変えてみたのが、コミュニケーションのとり方。どういう言い方をすれば、相手が動いてくれるか。言葉の選び方から口調まで自分の態度を改めました。そして、とにかくコミュニケーションの量を増やした。なるべくお店にいる時間を増やして、相手とよく話をしてみる。「いきなりやってきたどこの誰かわからない社員」ではなく、「三浦信一郎」として一緒に働くクルーの方たちに認めてもらえるよう働きかけました。

そこから少しずつ僕とクルーの方たちの関係性が変わりはじめて、次第に僕のことを周りが受け入れてくれるようになりました。結局、僕がそのお店にいられたのは10ヶ月ほどだったのですが、異動のときにあるクルーの方が「これからも頑張ってね」ってシャツをプレゼントしてくださったんです。最初に思い切りつまずいた分、自分のやってきたことは間違いじゃなかったんだって感じられて、すごく嬉しかった。『BUFFET THE VILLA』で過ごした10ヶ月は、自分が社会人としてひとつ成長できた時間でした。

信頼できる人がいる。だから、僕はこれからもニラックスで働きたい。

再入社して改めて感じるニラックスのいいところは、やっぱり人。そこは一切ブレないですね。今、僕は『むさしの森珈琲 岐阜柳津店』でマネジャーをしているのですが、推薦してくれたのは、いつもこんな僕の面倒を見てくださる現エリアマネジャーでした。

マネージャーに就いた当初は、なかなかクルーと同じ方向を向くことができなくて。思い通りにならないことも多く、辞めたいと思ったことさえありました。でもそんなときにいつも相談に乗ってくれたのが、その推薦してくださったエリアマネジャーなんです。

しかも僕の話を聞いてくれるだけではなく、僕とクルーの連携が上手くいくように、クルーともいろいろ話をしてフォローをしてくださっていて。何とか僕がマネジャーとしてやれているのは、そのエリアマネジャーのおかげなんです。

尊敬できる人、信頼できる人、頼れる人がたくさんいる。そこが、学生の頃から今まで変わることのないニラックスのいちばんの魅力です。

(掲載内容は取材当時の情報です)

 

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